「江で春画?」

  • 2011/04/11(月) 18:13:53

“江~姫たちの戦国~”を見ていたら、最後の場面で春画登場?。




江(ごう) 姫たちの戦国 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)




茶々(宮沢りえ)を我が物にしたい秀吉(岸谷五朗)ですが、それには江(上野樹里)が邪魔です。

江が怒ると、織田信長の姿が重なって見えて、おっかない。

そこで秀吉は、江を嫁に出すことに。

相手は織田家と縁が深い、佐治一成(平岳大)です。

そして、そこには思惑がありました。

この頃、織田信雄(山崎裕太)が秀吉との対決色を強めていたのですが、佐治一成は信雄の家臣。

秀吉は江を嫁がせることで、一成を懐柔し離反させ、その強大な水軍を手にしようと画策していた。


秀吉の言うことなど、はなから聞く気のない、江。

しかし、秀吉が苦し紛れに言ったことで、心が揺らぎます。

何と、信長が夢枕に立ち、この婚姻を勧めたというのです。


悩みに悩む、江。

その末に、姉・茶々(宮沢りえ)を守るためにも、秀吉に(茶々に邪な気持ちを抱かぬよう)一筆書かせ、嫁入りすることを決めました。

江は乳母・ヨシ(宮地雅子)と共に、尾張大野城に向かいます。


不安がありながらも大野城を気に入る、江。

いつ一成さまに会えるのじゃ? とヨシに尋ねますが、ご婚礼までは会えないとの返事。

確かに、当時のしきたりではそうでしたが、父・浅井長政(時任三郎)が母・市(鈴木保奈美)にしたように、一成は婚礼前の江の元へやって来ました。

第一印象は なかなかのふたり。


そんな江にヨシが見せたのが、枕絵・春画。

「婚儀の後、このような仕儀段取りと相成っております」と、巻物をひろげました。


ん?

この時、天正11年か12年でしょ。

江は、天正元年生まれ。

そりゃ、驚くわ。





江戸春画の性愛学 (ベスト新書)



戦国争乱を生きる―大名・村、そして女たち (NHKライブラリー)





当時、枕絵や春画は、嫁入り道具だったのか。

知らずにいて、刃物構えたって話もあるみたいだし。





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「江~姫たちの戦国~ 第4話 本能寺へ 感想」

  • 2011/01/31(月) 15:39:42

江(ごう) 姫たちの戦国 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)



[感想]


神を信じないのはいいとしても、神になるのは違うか。

神を信じないのは、神がいないと信じることなので、個人の好みや価値観の範囲。

信じる人と方向が逆なだけで、本質は変わらない気も。

どちらも確かめようがないし。


何事にも、そつのなさそうな、光秀。

教養もあるようだし、立派な人なんだけれど、信長とは相いれないよう。

性格も悪くないし、技量もあるのに、うまが合わないので、冷遇される。

これって、今の世にもありそう。

場所が違えば大活躍だったり、問題なかったりするのに。


そう思うと、なお悲しい気も。

場所を変えれば、お互い、また違ったのかな。

別々の場所なら。


歴史に「もしも」はないけどさ…



市と信長のやり取り、よかったですね。

自分は道具ではない、人形でもない。

だけど、やりたいことを理解したから、自分から行く。

これって、いいなあ。

服従でも、反発でもない。

理解して、自分で決めた。



PS

日本だと、人間が神様のように祀られるのは、

祟りや呪いを畏れてだったりすることも…




新装版 江(ごう) 姫たちの戦国 上



明智光秀―正統を護った武将



神になった人びと




[あらすじ]


・天正9年の冬。
・三姉妹は、お市(鈴木保奈美)に香道を教わりました。
・まずは、自分の好きな香を選ぶ。

・茶々(宮沢りえ)が選んだのは、奇しくも父・長政(時任三郎)が愛用したもの。
・初(水川あさみ)も好みのものを見つけますが、江(上野樹里)だけは見つかりません。

・市と娘たちは、信長(豊川悦司)が開く“京都お馬揃え”に招待されます。
・また伯父上に会えるのかと思うと、江はうれしくてしかたがない。


・馬揃えの準備をするのは、明智光秀(市村正親)。
・が、正親町天皇がご見物になると聞き、とんでもないと。
・奉行職から外してくれるよう、頼みました。
・帝を利用するなど、とんでもない。
・が、信長はそれを許しませんでした。


・京に入った江たちは、たまたま光秀と出会い、娘のたま(ミムラ)を紹介されます。
・楽しく語らう江たちですが、市は光秀の疲れた顔が気にかかる。

・馬揃えは、絢爛豪華なものでした。
・観覧する武家も、公家も、大いに魅了されます。
・最後に登場した信長は、観衆を前に言いました。
・「みなみな、時は春である!」
・「我が春! 信長が春である!」
・「そして、世の春! みなみなの春である!」


・その夜、江は本能寺にて、信長と対面。
・そこで、信長が焚いてくれた香に興味を示します。

・信長は江に、神の話をしはじめました。
・神などいないと言い切る、信長。
・神仏の教えは、人間が作ったものだと言います。
・そして、真なる神があるとすれば、それは自分しかないと。
・安土城には自分をまつる寺を作らせたし、今回の馬揃えも、神になる一歩だという。

・江は悲しそうな顔をして言いました。
・神も仏も信じないという伯父上が、自分が神になろうとするのは、おかしい。
・人は、己が望むままに、神になどなれません。
・己を信じることと、神になろうとすることは、違うと思います。

・思ったままを口にした、江。
・そしてそれは、信長が教えてくれたことだと。

・信長は江に、己を信じて、思うまま生きればいいと言いました。
・「己の信じる道を行け、江」
・「思うておるより、時ははやい」
・「人生は短いぞ」と。


・快進撃を続ける、織田軍。
・ついに、武田家を討ち滅ぼします。

・そんな中で、光秀だけが叱責を受けました。
・家臣たちの前で、辱められる。

・この頃から、光秀の手が、わなわなと震えるように。


・安土への凱旋の途中、市と江との面会を求める信長ですが、江は来ませんでした。
・「伯父上はもう、わたしの好きな伯父上ではありません」
・そう江は言った。

・ひとりで来たお市に、信長は、娘たちと共に戻れと持ちかけます。
・ただ、その話には、先がありました。
・信長は茶々を養女として迎え、天皇家に嫁がせる心づもり。
・初は大名家に嫁がせ、江はしばらく手元に置くと。

・お市は言いました。
・兄上様は、神ではございません。
・そこまで上り詰めたら、落ちるだけです、と。

・そう話した上で市は、信長の要求を断りました。
・自分も娘たちも、兄上様の道具にされるのはごめんだと。

・が、信長は、それが天下太平のためだと話します。
・今まで戦いを重ねてきたのは、戦のない世を生み出すため。
・世の中が大きく変わる時には、多くの血が流される。
・それを誰かがやらねばならなかった。
・そして、それをわしがやっただけだと。

・憎まれ怖れられるものはひとりでいい、と話す、信長。
・しかる後に太平の世が来れば、それでよいと。

・馬揃えで信長が言った「世の春、みなみなの春」とは、このことだったのです。

・日本をひとつに束ねるには、帝の威光が欠かせない。
・けれど、今や、衰えはじめている。
・そこに茶々が嫁げば、信長に向けられた憎しみと恐怖が、帝を畏れ敬う気持ちへと変わるだろうと、信長は考えていました。

・兄の真意を知った、お市。
・娘を連れてわしのそばに来ぬか、と再度問われ、答えました。
・わたしは兄上さまの道具でも、人形でもありません。
・しかし、己自身で定めたのち、おそばに戻りたいと思います。


・兄の気持ちを知った、お市。
・江も、伯父上にひどいことを言ってしまったと、悔みます。
・またお会いしたいと、願う。

・互いに分かりあえた、信長、江、お市。

・しかし、分かりあえない者が、別に苦しんでいました。
・四国攻め総大将の任を解かれた光秀は、思いつめる…





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「江~姫たちの戦国~ 第3話 信長の秘密 感想」

  • 2011/01/24(月) 20:08:29

江(ごう) 姫たちの戦国 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)



[感想]


信長の本心が知りたいと、精力的に動く、7歳の江。

けれど、本人を前にしても、分かりません。

子供のようだと思えば難しいことを話しだし、寛容かと思えば、烈火のごとく怒りだす。


また、人に聞いても、それぞれ違うことを言う。

悪評を耳にすることもあれば、やさしい人だと言う者もいる。

何が正しいのか、江には分かりません。


でも、江は、自分で動き、自分で見て、自分で聞いた。

疑問に思うものが何なのか、自分で確かめようとしました。


「己を信じよ」と、信長は江に教えました。

今回の一件、答えは分からぬままの江ですが、

己を信じて動く姿勢は、知らないうちに、学んでいたようです…




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自分の小さな「箱」から脱出する方法
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[あらすじ]


・天正7年(1579年)秋。
・信長(豊川悦司)と話して以来、影響を受けた江(上野樹里)は、“信長かぶれ”に。
・それがもとで、初(水川あさみ)とケンカしてしまいます。

・そんな折、織田家と徳川家の間で、事件が。

・信長の娘 徳姫は、家康(北大路欣也)の長男 信康(木村彰吾)に嫁いでいました。
・その徳姫から、信長宛てに、信康とその母 築山殿(麻乃佳世)の謀反を知らせる手紙が届いたのです。

・手紙を運んだ徳川家の老臣がそのことを否定しなかったこともあり、信長は、築山を殺し、信康に切腹を申し付けるよう、家康に命じます。
・そして家康は、それに従った。


・江もこの事件を知りますが、信じられない。
・なぜこのようなことになったのか確かめたいと、信長に手紙を送り続けます。
・返事は来ないものの、伯父上の本心が知りたいと、あきらめなかった。

・その甲斐あって、ついに返事が。
・言いたいことがあるなら直に来い、とある。
・母に許可を得て、江は安土に向かいます。

・お市(鈴木保奈美)は、父の顔を知らない江が、兄 信長に父の姿を見ているのではないかと思ったりもする。
・そして、江なら、兄の本心を引き出してくれるのではないか、とも。


・旅立つ前に、江は、信長や今回の件について、いろんな人に尋ねていました。

・母 お市は、徳川が将来、織田家を滅ぼすかもしれないと、危惧したのではないか。
・あるいは、どこまで徳川が忠節を尽くすのか、試したのかもしれないと。

・上野城を訪れた明智光秀(市村正親)は、真意は誰にも分からない、と言いました。


・安土に入ってからも、江は、会う人会う人に、尋ねます。

・森坊丸(染谷将太)と力丸(阪本奨悟)は、お答えできないと。
・主君に対し疑いは はさめないと言いました。


・何とか直接聞こうとする江ですが、信長のペースに、なかなか言い出せません。
・南蛮の服を見せられたり、ルイス・フロイス(オジエル・ノザキ)という宣教師に会ったりしているうちに、時間ばかり過ぎる。

・江には子供のような表情を見せる信長ですが、その一方で、光秀を強くぶったりもしました。
・己を持たぬ者によい働きはできん、と怒っている。

・かと思えば、千宗易(石坂浩二)という茶人には寛容で、厳しく言われても、笑っています。
・むしろ、うれしそう。

・訳が分からないうちに、日が暮れました。

・乳母のヨシ(宮地雅子)は、今川義元の姪である築山殿と、信長の娘である徳姫の不仲に注目しました。
・姑問題に悩んだ徳姫が、信長に泣きついたのではないかと。


・今日こそはと張り切る江ですが、信長は秀吉(岸谷五朗)の妻 おね(大竹しのぶ)を紹介すると、消えてしまいます。
・その おねは信長を、やさしい方だと評しました。
・徳川様には気の毒ではあるが、何か思いがあるのだろうと。


・江は信長に連れ出され、琵琶湖に浮かぶ竹生島へ。
・その船の上で、ついに江は、信長に真意を尋ねます。

・が、信長は、「分からん」と答えました。
・自分の出した答えを、家康に命じただけだと。

・竹生島の宝厳寺、そこに祀られている弁財天に、江の父 浅井長政も参拝していたという。
・向こうには、城のあった小谷山も見えます。

・そこで信長は、自身の境遇について語りました。
・わしは、実の弟に殺されかけたことがある。
・その弟を、母は庇った。
・生まれてすぐに引き離されたわしと違い、弟は母に溺愛された。
・数年後、弟は再び謀反を起こし、母はそちらに組した。
・わしは、弟を殺した。
・肉親とてしょせんはそんなものだと、信長は言います。

・それで人を信じることができないのですか? と江。
・信長は、前回と同じ言葉を口にしました。
・「わしは己しか信じぬ者である」


・もう一度、築山事件に触れる、信長。
・家康は息子と妻を殺したが、秀吉なら殺せないだろうと話します。
・秀吉なら、ゆるしを請うか、自分が死ぬと言うだろうと。

・「どうにかしたいことがあったら、人は何とかするものよ」と、信長は言う。
・江も知りたいことを知るために、こうして安土まで来たのだろう? と。

・家康は、自分でそう決めた。
・そして、妻の代わりに死ねるサルを手放すこともなければ、妻と子まで殺した家康を裏切ることもないと、信長は断言しました。


・信長の言っていることがよく分からない江は、宗易に教えを乞いました。
・宗易は、何よりも大事なのは、好きなのかそうでないのかだと言います。
・そして、それだけ気になるということは、姫様は織田様を好きなのだろうと。

・信長について、宗易はこう言いました。
・人間は、力を持てば持つほど、ひとりになる。
・頂点に立つ者の孤独は、すさまじい。
・あのお方は、他人に見えないものが見え、聞こえないものが聞こえる。
・ゆえに、孤独も深いのだろうと。

・また、何でも知りたがる江を、傲慢だと笑いました。
・知れば分かると考えるのは、わがままで、思い上がりだと。


・江は後に、伯父上の孤独を少しだけ理解した気がしたと、話したといいます…





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「江~姫たちの戦国~ 第2話 父の仇」

  • 2011/01/17(月) 16:54:17

江(ごう) 姫たちの戦国 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)



[感想]


子を想い、隠す、母。

妹を想い、隠す、姉。


自分の痛みを、末の子には味わわせたくはないと、秘密にしました。


しかし、公のことは、隠しきれない。

やがて、江も真相を知ることになります。


隠せるものなら、隠したい。

けれど、いつかは知ること。

そして、その日が、ついに来ました。

騒動士・秀吉により、ある日突然、知らされた。


こういう日は、誰にでも来るのかもしれません。

互いに言いたいことはあるものの、片方だけを責めることもできない。


難しい、

でも知らねばならない、

そんな日が…




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[あらすじ]


・天正7年(1579年)、お市(鈴木保奈美)と三姉妹は、伯父にあたる織田信包(小林隆)の居城である伊勢上野城に身を寄せ、静かに暮らしていました。

・そんな市に、兄信長(豊川悦司)から手紙が。
・安土城の天守が完成するので、見にまいれというのです。

・それを江(上野樹里)は無邪気に喜びます。
・が、茶々(宮沢りえ)は気が進まぬようで。
・初(水川あさみ)も、「父上さまの仇とも知らずに…」と。


・安土に到着すると、二人の小姓が娘たちに天守を案内してくれました。
・森坊丸(染谷将太)と、森力丸(阪本奨悟)。
・あの森蘭丸(瀬戸康史)の弟にあたります。


・信長との対面を前に、柴田勝家(大地康雄)、徳川家康(北大路欣也)など、そうそうたる武将たちが、お市に挨拶を。
・そしてやがて、信長がやって来ました。

・「息災であったか?」と声をかける信長に対し、お市は敵意を隠しません。
・夫を奪った恨みを、忘れてはいない様子。

・声をかけられた茶々と初は、緊張しつつ、はい、とだけ答えました。

・信長に「天正の初めの生まれだったな」と声をかけられる、江。
・天下人に接し、うれしくてたまりません。

・が、お市は、「その年だけは覚えておいでのようですね」と、皮肉を言います。

・退くことを知らないお市に、家臣たちは危機を感じる。
・信長が小太刀を畳に突き刺しても、お市は引き下がりません。


・そこに、城攻めをしているはずの秀吉(岸谷五朗)が。
・信長の怒りは、秀吉に向けられました。

・どうして戻ったのかと、殴り続けます。
・結果、お市は救われた形に。

・しかし、すぐに思わぬ事態が。
・秀吉は江の前で、父・長政(時任三郎)の命を奪ったことを詫びたのです。

・長政の死、織田家とのいきさつを隠し続けてきたお市ですが、これですべて水の泡。


・仕方なく、お市はすべてを、江に話しました。

・なぜ教えてくれなかったのです! と、江は母を責めます。
・お市にすれば、江だけには、つらい思いをさせたくなかった。
・織田家にあっては裏切り者。
・茶々や初には味わわせてしまった心痛を、江にだけは味わわせたくはなかった。

・初もまた、感情を爆発させます。
・「そなただけが、のうのうと今日まで生きてまいったのだ」と、江に言う。

・伯父信長が、比叡山延暦寺にまで、焼き討ちをかけたこと。
・父のドクロで杯を作らせ、家来と酒を酌み交わしたこと。
・それらも、江は初から聞かされます。


・意を決した江は、深夜に家康を訪ね、伯父信長の居場所を聞きました。
・その際、同席していた秀吉を見つけ、怒りをぶつけます。

・天守に赴いた江を待ち受けていたのは、槍でした。
・驚く江ですが、それでも信長に、問います。

・長政を自害に追い込んだのは わしである、と信長は答えました。
・義弟にあたるが、それが戦だからと。

・そして、父を知らぬ江に、長政のことを話します。
・そちの父は、たぐいまれなる武将であった。
・一歩間違えば、わしが腹を切っておったかもしれない。
・誇り高き男であった、と。


・本願寺に関しては、仏教に仕えるはずの僧たちが武装までして政に手を出している点を指摘。
・信心の衣に隠れて権勢を我がものしたいがゆえじゃ、と一刀両断します。

・「ならば、伯父上は、何を信心しておられるのですか?」
・そんな江の問いに、信長は答えました。
・「神も仏も、知らん。わしは己しか信じぬ者である」
・「そちも、覚えておくがよい」
・「喜びと共に生きたいならば、己だけを信じることじゃ」

・長政のドクロの件についても、あれは噂に過ぎないと。
・信長は江に、真相を話します。
・戦の終わった次の正月、信長は長政らのドクロに漆を塗り、金粉で飾った。
・それは、亡くなりし者への礼節だったのです。
・戦った相手をたたえ、一緒に酒を酌み交わす。
・ともあれ戦は終わった、共に着飾り、打ち解けて新年を祝おうという、気持ちのあらわれだったのです。


・そんな伯父を前に、江は言いました。
・「わたしはいかなる理由があろうとも、織田信長という人が父を殺めたことを、ゆるしません」

・それに対し信長は、面白い、と。
・自分に対して言いたいことを言う者は滅多にいないと、笑いました。
・そして、「そちが男に生まれれば、よき武将になったやもしれんな」と。
・信長は、江に言いました。
・「そちは宝を持っておる」
・「持って生まれし、その心根じゃ」
・「そのまま大きゅうなれ、江」
・「己の思うまま、ぞんぶんに生きよ」


・そこに、茶々と初が。
・勘違いした茶々は、小太刀を構え、江を救おうとします。

・が、そこにお市も駆けつけ、誤解だと分かりました。

・そんな様子をゆかいそうに笑う、信長。


・そこで茶々たちは、坊丸と力丸のことを聞かされます。
・昼に案内してくれたふたりの父と長兄は、戦で命を落としている。
・その敵方の大将が、父・浅井長政であると。

・「敵味方は明日にも転ずるのが、世の習い」
・「仇だからと憎んでおっては、侍はつとまらん」
・信長は、そもそも戦とは男にしか分からぬものだと話しました。

・それに、お市が食い下がります。
・「おなごには、おなごの戦がございます」
・「おなごは、思うままに生きることはできません」
・「夫を殺され、裏切り者とそしられても、死ぬこともならず、抜け殻となって、今日まで娘たちと身を寄せ合って、生きてまいりました」
・「女の戦は、生きること」
・「本日、ただいまを、生き抜いていくことにございます」



・真相を知った、江。
・しかし、仇であるはずの信長に、惹かれていきました…





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「江~姫たちの戦国~ 第1話 湖国の姫」

  • 2011/01/10(月) 17:32:35

江(ごう) 姫たちの戦国 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)



[感想]


家と家。

織田家と浅井家。

織田家を愛し、浅井家を軽んじていたお市ですが、やがて浅井家も愛するように。

そして、ふたつの家が対立する時、お市は引き裂かれそうになります。


嫌いなら、悩みません。

でも、好きだから、悩む。


嫁いだ相手を嫌うのもどうか。

でも、嫁いだ相手を好いたら好いたで、思い悩む。

難しいところですね。


家を大事にしすぎる時、中の人が引き裂かれてしまう。

でも、家なしに人は生きられないし、

生きるということは、家を作ることでもある。


ああ、難しや、

難しや…




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上野樹里PHOTO BOOK 「A PIACERE」



戦国BASARA2 ~落花流水の章~ (あすかコミックスDX)



[あらすじ]


・お市(鈴木保奈美)には三姉妹の娘がいます。
・長女・茶々(宮沢りえ)。
・次女・初(水川あさみ)。
・それに三女の江(上野樹里)。

・健やかに育った江ですが、父の記憶がありませんでした。


・永禄11年(1568年)、上洛をもくろむ信長の命を受け、お市は北近江小谷の浅井家に嫁ぎます。
・この時、お市は兄信長に、「兄上様のため、わたくしは残りの生涯をつくします」と約束しました。

・これは、信長が京へ上洛する道を確保するための、政略結婚。
・それは相手の浅井長政(時任三郎)も、承知していました。
・承知した上で、お市を迎え入れる。

・そんなこともあってか、お市は長政に心を開きません。
・秀吉(岸谷五朗)の妻・おね(大竹しのぶ)が言うように、まるで信長に嫁いだ気でいるようでもある。

・確かにはじめは、そうでした。
・兄のため、お市は望まぬ相手に嫁いだ。

・しかし、琵琶の海を臨む小谷に住み、不思議な魅力を持つ長政に触れるうちに、変化が。
・長政とお市は、誰もが羨むような間柄に。
・お市は、長政と近江の地を愛しました。

・そして、茶々と初というふたりの娘が、続けざまに生まれます。


・しかし、世は混乱してゆく。

・信長は、足利義昭(和泉元彌)を奉じ、上洛。
・室町幕府第15代将軍に据えます。

・が、やがて、反信長の勢力が結託しはじめました。
・朝倉義景(中山仁)も、そのひとりです。

・これが、浅井家に問題を投げかけることに。

・浅井家と朝倉家は、縁が深い。
・長政の父・久政(寺田農)は、朝倉側につくようにと、断固として主張します。

・長政はその心中を、お市に話しました。
・わしは、朝倉家の恩に報いようと思う。
・そなたは遠慮せずに、信長公に知らせるとよい。

・思案する、お市。
・織田家のために生きるか、浅井家のために生きるか、思い悩みます。

・悩んだ末、お市は、夫と共に生きることを決意。
・それは、信長に対する裏切りを意味していました。

・市は言います。
・「あなたさまと、ふたりの娘と、そして琵琶の海が、わたくしの身と心を変えてしまったのやもしれませぬ」

・これを受けて長政も、「わしの妻として生きよ」とお市に告げます。


・浅井の裏切りにより、信長は窮地に追い込まれました。
・が、これを何とか脱する。

・その2ヶ月後、織田信長・徳川家康(北大路欣也)の軍と、浅井長政・朝倉義景の軍が戦うことに。
・姉川の戦い。
・浅井・朝倉軍は敗北し、多くの血が流れました。


・戦いを続ける両軍ですが、比叡山延暦寺の焼き討ちを期に、浅井・朝倉側は、次第に追い込まれます。
・やがて信長軍は北近江に進軍し、長政は小谷城に籠城。
・浅井家は劣勢に。

・そこでお市に子が宿ったことが発覚します。
・長政に知らせぬまま、小さな命を流そうとするお市。
・しかしそれを、幼い茶々(芦田愛菜)が止めました。
・小太刀を手に、お腹の子を殺すなら初を殺して自分も死ぬと訴えます。

・それに心打たれたお市は、子を産むことを決意。
・次に生まれる子は、長女・茶々に救われたのです。


・しかし、京で足利義昭が降伏すると、さらに戦況は悪化。
・やがて朝倉義景も自害し、浅井家は風前の灯に。


・そんな中、お市に子が産まれました。
・3番目の女の子です。
・その産声は籠城を続ける小谷城に響き渡り、兵を癒しました。

・「この子は水の国・近江の地に生まれし子じゃ。この一字を、名にしようと思う」
・長政はこの子に、“江(ごう)”と名付けます。

・しかし、別れの日が近づいていました。
・終焉を悟った長政は、お市と娘たちを、信長に届けさせます。
・そして、自身は自刃。
・浅井家は、3代で滅びました。


・運命に呑み込まれてゆく市と娘たちは、どう生きる…





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