「梅ちゃん先生 第26週 最終回と建造の決意」

  • 2012/09/29(土) 20:30:08

広志が倒れた?

患者数が減りはじめた、安岡医院の行方は?

弥生に、山倉の愛は届くのか?

建造の一大決心とは?



NHK総合「梅ちゃん先生」

第26週 最終週 第151話~第156話。

<上を向いて歩こう>



NHKウイークリーステラ臨時増刊10月31日号 梅ちゃん先生 メモリアルブック





「このままでは、ここの経営は立ち行かなくなりますよ!」広志の指摘は的中しました。蒲田第一病院の開業は、安岡医院に大打撃を与えたのです。昭和34年7月のことでした。それでも梅ちゃんは頑張る。往診の電話があれば、夜中でも飛んでゆきます。

広志によれば、蒲田第一病院は患者さんでいっぱいだという。それでも後悔してないと、梅ちゃんは笑った。それでも役目を果たしているつもりだと。

山倉は、弥生のことが気になって仕方ありません。結婚相手は見つかったかと聞いたら、「ケンカ売ってるの?」と睨まれました。とはいえ、山倉は、ちょっと安心。ただ、弥生の父親の引退は、あと3ヵ月にまで迫っています。

どうなる山倉? ガンバレ山倉!

松子と竹夫が、遊びに来た。建造がいないと気軽に来られると、竹夫は笑います。そこに広志が訪ねて来たので、梅ちゃんは上がってもらいました。松子も竹夫も、広志との再会を喜んだ。

広志を連れて、竹夫と加藤、信郎がお食事処みかみに飲みに行った。愉快に飲む男衆ですが、広志はどこか元気がありません。そこに幸吉が加わって盛り上がりますが、広志は途中で帰ってしまった。

その様子が、梅ちゃんには気がかりでしかたない。



安岡病院の患者は、一気に減ってしまいました。

そこに山倉が訪ねてきたのですが、ずいぶん落ち込んでいる。山倉は弥生への想いを梅ちゃんに告白。「無神経で常識はずれな山倉真一はもう過去の存在」などと言いつつ、恋の成就について協力してくれるように梅ちゃんに頼みました。引き受けてもらった山倉は元気になって帰って行きましたが、梅ちゃんはまた厄介事を抱えてしまったのでした。

さっそく梅ちゃんは、弥生をお食事処みかみに呼び出しました。でも、そこで出てきたのは、広志の話だった。弥生によれば、ライバル会社に出し抜かれ、うまくいくと思っていた仕事がダメになったのだという。しかも、必死になる広志を利用し、論文集めをさせる医師までいるらしい。

今の広志を見ていると、出会ったころの彼を思い出す。梅ちゃんは弥生に、そう話した。空襲で独りぼっちになって、自分を守るために心を閉ざしていた、あの頃を。

そして梅ちゃんは、山倉のことを話す余裕がなくなってしまうのでした。

後日、大学病院を訪ねると、話通り、広志は論文集めをさせられていました。「そんなことしなくちゃいけないの? それが患者さんのためになるの?」、そう聞く梅ちゃんに広志は言った。「会社で給料をもらっている以上、ちゃんと売り上げを上げていかなきゃいけないんです!」「それにうちの薬を使ってもらえば、結果的に患者さんのためになるんです!」

帰ってくださいと広志に怒鳴られ、梅ちゃんは大学病院を後にしました。

さて、安岡製作所ですが、信郎は新幹線の台車に使う部品の開発に必死に取り組んでいた。直しが多いなどたいへんですが、やるしかありません。

ついに、患者さんが1日3人だけという日も出てきました。これではとても、医院を経営していけません。そこで相沢は、自宅待機を申し出た。そこへ広志がやって来ました。薬品のサンプルを持ってきたのですが、倒れてしまいます。どうも、熱があるらしい。

梅ちゃんの診断では、過労。もうろうとする中で、広志は言った。「梅子さん、言いましたよね。『生きるのよ』って」。確かに梅ちゃんは言った。生きてても いいことなんかないと言うヒロシ少年に、きっといいことがある、頑張ってれば神様がご褒美をくれると言って、励ましました。

荒い息をしながら、広志は言った。「ウソだ…ウソだ!」。診察台から転げ落ちると、意識を失ってしまいました。



広志が目を覚ますと、そこは下村家の一室だった。梅ちゃんは昨日の言葉、ウソだと言った意味を聞いてみました。

広志は梅ちゃんの言葉に救われたのだという。「生きていれば、きっといいことがある。きっと神様がご褒美をくれる」。つらい時もその言葉を思い出すと元気が出て、何とかやってこれた。でも、神様はご褒美をくれなかったと、広志は話した。

水戸のおじの材木屋では、散々こき使われた。でも、梅ちゃんの言葉を信じて、歯を食いしばって耐えた。その後 定時制高校を出て、大学で勉強して、やっと今の製薬会社に入りました。そこで今度こそと頑張ったけど、なかなか成果はでない。

頑張り、頑張り、頑張り抜いて、広志は倒れたのです。でも、広志は、まだ頑張らなきゃいけないと起き上がろうとする。梅ちゃんは、「もういいの!」と止めました。「広志君は、十分、頑張った。もういいの」「頑張ってるだけで、それだけで立派よ」。そして涙を流しました。「ごめんなさい、あんなこと言いっぱなしで。わたし、ひどいことした」

その時、襖が開きました。出てきたのは、芳子だった。手には、おはぎを持っている。

梅ちゃんが電話して、約束を守ったのでした。あの時、梅ちゃんはヒロシ少年に約束した。「うちのお母さんのおはぎ、おいしいよ。食べると甘くて、幸せな気持ちになるの」

そのおはぎが目の前に。広志が口に入れると、涙が出てきた。梅ちゃんは聞きます。「こんなご褒美じゃダメかな? 十分、頑張った…褒美」。広志は泣きながら、全部食べました。

階下には、建造の姿がありました。広志は正座して、挨拶した。その節はありがとうございましたと頭を下げると、「礼を言うのはこっちの方です」と建造は返す。ありがとうと、頭まで下げた。

建造は広志に言いました。「自分が治療した人が、こうして元気にしているのを見るのが、医者として何よりもうれしいことです」

帰る広志を、梅ちゃんが送ります。「私たちは広志君を家族と同じと思ってるから、うちでよかったら、いつでも来てね」

「また梅ちゃん先生に治してもらいました」と、広志は笑った。少し歩いた先で振り返り、またあの言葉を口にする。「さよなら、梅ちゃん先生」

それは、梅ちゃんを医師の道へと導いた言葉でした。

建造も、おはぎを食べた。すごく小さい、一口サイズ。糖尿だからです。

安岡医院に、町会長が来ました。お願いがあるのだという。夏祭りの日に、救護所に詰めてほしいと。蒲田第一病院には断られたらしい。

梅ちゃんは、それを引きうけました。少しでも、街の人の役に立ちたい。



安岡医院に融資している銀行の人が、うわさした。蒲田第一病院に、だいぶ患者をとられているらしいぞ。このままだと危ないかもしれないな。そんな会話を、信郎は聞いてしまいました。

梅ちゃんが苦労していると知って、信郎は自分のしていることに疑問を抱いた。新幹線の仕事が、まるで博打をしているかのように思えたのです。お金になるかどうかは、分からない。でも、梅ちゃんは、続けるように言いました。自分の夢にかけてほしいと。

夏祭りの日が来ました。救護所は、お食事処みかみです。そこには梅ちゃんと共に、山倉の姿もありました。実はこれ、梅ちゃんの作戦。あらかじめ誘っておいた弥生を、山倉と一緒に夏祭りに出かけさせたのです。少々くさい芝居でしたが、何とかふたりを出かけさせることに成功しました。

出かける際、梅ちゃんは山倉にアドバイスを送った。「今日だけ、昔の山倉さんに戻って」

木下は女の子を誘ってデート――のはずでしたが、光男とふたりで並んで座っている。どうも、すっぽかされたようです。光男いわく、「僕に付き添いを頼む時点で、いかがなものかと思うんです」。そりゃそうだ。

さて、弥生と山倉ですが、梅ちゃんのアドバイスが効きました。昔に戻った山倉は、何も考えずに言った。「じゃあ、僕で! 僕でいいじゃないですか! それでいきましょう!」

いきなりのプロポーズに、弥生は驚きました。返事は、「ちょっと考えさせて」。とりあえず、ふたりで おみくじを引くことにしました。

救護所に、陽造がやって来た。ケンカを仲裁していて、ケガしたらしい。また、子どもたちもやって来た。救護所は、一気ににぎやかに。そこに、子どもたちを迎えに、母親たちがやって来ます。また、具合が悪くなったおじいちゃんも、運ばれてきました。

やさしく懸命に治療する梅ちゃんの姿を見て、母親たちは何か思うところがあったようです。

数日後、安岡医院の患者さんが増え始めた。患者さんが、だんだんと戻ってきました。どうやら町の人たちは、梅ちゃんの診療所を必要としていたようですね。



弥生をガン見する、山倉。プロポーズの返事が気になって仕方ありません。そこで、思い切って、聞いてみた。弥生は、おみくじの結果が気になっていました。あまりよくなかったらしい。

「僕はよかったから、期待してたんだけどなあ」と、山倉は言います。でも、山倉のおみくじは末吉で、弥生のおみくじは小吉だった。末吉をいいと思う山倉と、小吉をいいと思えない弥生。このふたりが結婚すれば興味深い結果を生みそうだと、松岡は興味津々。

そこに電話がかかってきます。どうも、弥生の実家かららしい。

ここで急展開が。占い師の助言により、弥生の父が引退を65歳まで延ばすことにしたのです。

ということで、結婚を急ぐ必要はなくなりました。猶予ができたので相手はじっくり選ぶと、弥生はウキウキして出て行った。その背中を、山倉は呆然として見送る。

負けるな山倉! まだ、スペシャルドラマがあるぞ!

静子も妊娠しました。これで、松子に梅ちゃん、竹夫のところにも子どもが。あとは陽造だという話になりました。正枝や幸吉は、大いにこの話で盛り上がります。


時は流れて、昭和36年11月。

診療所に、千恵子が訪ねてきた。千恵子はこの春に看護学校を卒業し、ある病院で働いています。その千恵子が、看護婦の相沢と目配せしました。

突然、相沢が梅ちゃんに言った。今月いっぱいで辞めさせてもらうと。しかも、後任が決まっていて、それが千恵子だった。千恵子も、この街で生きていくと決めたのです。相沢と千恵子は、バトンタッチした。そして梅ちゃんと相沢は、感謝の握手を。

信郎が取り組んでいた新幹線の台車部分の部品も、ついに最終段階。

そして梅ちゃんにも、大きな出来事が。次男の新(あらた)が生まれたのです。太郎も大きくなって、すっかり腕白になっています。チョコチョコ走り回ってアッカンベーする姿など梅ちゃんそっくりだと、正枝は言います。

そこに、信郎が飛び込んできた。新幹線の台車テストが成功したらしい。これで正式に、安岡製作所の部品が採用になりました。次の日曜日には、お祝いにと、建造をはじめ、みんな勢ぞろい。その席でまた、建造と幸吉がもめています。

後で男同士で一杯ということになったのですが、そこで建造から思わぬ一言が。「では、俺も行くか」。あまりに珍しいので、みんな驚きました。

でも、芳子には気がかりがありました。最近、建造の様子がおかしいのだという。時々何も言わずに出かけたり、家にいてもソワソワしてたりする。これをまた、幸吉に聞かれてしまった。幸吉は女ができたに違いないと、すごくうれしそうです。

うれしそうな幸吉と心配そうな梅ちゃんで、建造に直に聞いてみることにしました。建造に何があったんでしょう。まさか、カツラでも買うのか?



建造の話を聞いて、梅ちゃんも幸吉も驚いた。その声を聞いて、竹夫たちが出てきました。でも建造は、このことは黙っていてくれと言います。梅ちゃんはとっさに、建造が空飛ぶ円盤UFOを見たことにして誤魔化しました。

松岡から梅ちゃんに、電話がありました。彼は助教授になったのです。弥生も松岡に続くつもりだと、喜んでいるらしい。髪型もかわいくなっています。山倉ですが、こちらはフラれて落ち込んでる。顔色もさえません。

で、松岡ですが、急に論文の糸口が見えたと言い出し、電話を置いたまま黒板に向かってしまった。梅ちゃんのことは、放ったらかしです。松岡は、いつまでも変わらない。

次の日曜日、梅ちゃんはみんなに集まってもらった。ただし、建造と芳子の姿だけはありません。というか、建造のことで集まってもらったといいます。建造が一大決心したのだと。そんなことを話していたら、テレビに建造の姿が。NHKのど自慢に出演している。しかも、トップバッターだ。歌うのは、「上を向いて歩こう」。

難しい顔をして直立不動で歌う、建造。

上を向いて 歩こう
涙が こぼれないように
思い出す 春の日 ひとりぼっちの夜

上を向いて 歩こう
にじんだ 星を数えて
思い出す 夏の日 ひとりぼっちの夜

しあわせは 雲の上に
しあわせは 空の上に

上を向いて 歩こう
涙が こぼれないように
泣きながら歩く ひとりぼっちの夜



いろんなことがありました。

はじまりは、焼け野原だった。

梅ちゃんはドジっ娘で、失敗ばかりしていた。

そんな中で、建造がヒロシ君を助けるのを見て、医者になることを決意した。

今も思い出す、ヒロシ君が手を振りながら言った言葉。

「さよなら、梅ちゃん先生!」


一生懸命勉強して、何とか医専に合格。

入試では、弥生との出会いがありました。

弥生、雪子、典子、江美。

C班のみんなとは、いろんな思い出がある。


卒業後は、帝都大学付属病院に勤めた。

失敗もしつつ、たくさんの患者さんと出会い、教えられた。


やがて梅ちゃんは、町医者になることを決意します。

それが自分の道だと、はっきりと意識した。


いろんな出会いと別れがありました。

その一つ一つが、今の梅ちゃんにつながっています。


悲しみは 星の影に
悲しみは 月の影に

上を向いて 歩こう
涙が こぼれないように

泣きながら 歩く
ひとりぼっちの夜

ひとりぼっちの夜



建造が歌い切ると、合格の鐘が鳴りました。

初め意外そうな顔をして、次いで建造は、ホッとしたような顔になった。

そして、客席に目を向けると、穏やかに笑いました。


その姿を見て、茶の間のみんなが驚いた。あのお父さんが笑った! 明日は雨か、嵐か、槍が降るか?

テレビカメラは、観覧席で手を振る芳子の姿も映しました。

さすがの幸吉も、「チクショウ、この野郎、やりやがったな! こりゃ負けたよ」と手を打った。

みんなして拍手、拍手。


でも、どうして、のど自慢に出たんだろう?

それについて建造は、こう話しました。

「少しは、自分が変わるいい機会かもしれんと思ってな」

どう? 変われそう? そう聞かれると、「知らん!」と答える、建造でした。


でも、梅ちゃんは言った。

「お父さんは変わるわ」




人生 何が起こるか分からないなと、竹夫は言う。

平凡なようでも、けっこういろんなことがある。

そしてこれからも、いろいろありそう。


松子、竹夫、梅子は、歳寒三友(さいかんのさんゆう)です。

冬の寒さの中でも緑を保つ松、雪の重さに負けずに すくっと生える竹、寒さの中で花を咲かせる梅。

そんな3人が、今はそれぞれの家族を持つ。


安岡製作所でも、みんな頑張っています。

職人としての腕は確かな、幸吉。今日も髪型が決まる、木下。じさまの格言がしびれる、光男。今や社長としてみんなを引っ張る、信郎。新幹線の部品を作るなど、夢も広がります。

お食事処みかみも、商売繁盛。康子は明るく接客し、和也も真剣に鍋を振る。

帝大病院では、松岡、弥生、山倉が意見を交わしていた。医療の未来を担っています。

千恵子は、安岡医院で看護婦をしている。

診療所はおかげさまで、商売繁盛。

「ありがとう、梅ちゃん先生」との声が聞こえます。


庭の梅の木を見上げると、花が咲いていました。

梅ちゃんは、智司の言葉を思い出した。

梅の花は、春一番。
桜よりも先に咲いて、みんなに希望を与える花だ。
君も、そんな人になれると思うよ。



「少しはなれたのかな? そんな人に…」

梅ちゃんはそうつぶやいた。

名前にコンプレックスを抱えていたのも、今は昔…




おまけ

うさじい建造
うざじい建造
うざじい建造





連続テレビ小説 梅ちゃん先生 Part2 (NHKドラマ・ガイド)




梅ちゃん先生 完全版 DVD-BOX1【DVD】







今週で梅ちゃん先生は、最終回。

でも、もうちょっと続きますよ。


梅ちゃんと信郎が、大ゲンカ?

夫婦の危機か?

弥生と山倉は、まさかのロマンス?



「梅ちゃん先生~結婚できない男と女スペシャル~」。

BSプレミアム3で、前編が10月13日土曜日の午後9時から、後編が10月20日土曜日の午後9時からの予定。



そして来週からは、「純と愛」がはじまる。




安岡(旧姓下村)梅子(堀北真希)

下村建造(高橋克実)
下村芳子(南果歩)
下村正枝(倍賞美津子)
加藤(旧姓下村)松子(ミムラ)
下村竹夫(小出恵介)

安岡信郎(松坂桃李)
安岡幸吉(片岡鶴太郎)
安岡和子(大島蓉子)

木下(竹財輝之助)
佐藤光男(野村周平)

野島静子(木村文乃)
相沢八重子(銀粉蝶)

三上康子(岩崎ひろみ)
三上和也(滝藤賢一)
三上千恵子(宮武美桜)

弥生(徳永えり)
山倉(満島真之介)
松岡敏夫(高橋光臣)

中谷広志(池松壮亮)
町内会長(塙宣之 ナイツ)




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「梅ちゃん先生 第25週 ヒロシ君と松岡の見合い」

  • 2012/09/23(日) 02:06:36

下村病院の近くに、総合病院が!

幸吉が工場を引退?

ヒロシ君(中谷広志)がもどってきた?

そこに起きた騒動とは?

安岡医院に最大のピンチが!



NHK総合「梅ちゃん先生」

25週 第145話~第150話。

<再会>



NHKウイークリーステラ臨時増刊10月31日号 梅ちゃん先生 メモリアルブック





昭和34年5月、建造と芳子が千葉に移り住んだため、梅ちゃんは仕事に家事に子育てと、1人3役をこなさねばなりません。東京オリンピックの5年前のことでした。子育ては正枝が、料理は和子がと、頼もしい人たちもいます。でも、そこは梅ちゃん。炊飯器のスイッチを入れ忘れましたとさ。梅ちゃんはやっぱり、ドジっ娘なのだ。

今では信郎が、上座に座ります。それが幸吉には気に入らない。最近では幸吉と和子も、下村家で食事をしています。安岡家の夕食は、光男が夜学に通っているため、ふたりきりで味気ないからと。

ある日突然、幸吉が信郎に、工場を譲ると言い出した。どうも、建造の潔さを見習ってのことらしい。でも、突然 引退すると言われ、信郎は困ってしまいました。思いとどまるように説得しようとしますが、言うことを聞いてくれません。

お食事処みかみの近くに、食堂が開店することになりました。表通りで場所がよく、その上、開店記念の粗品まで配るらしい。強力なライバルの出現に、康子はあわてました。

帝都大学病院では、弥生の元気がない。父親が引退すると言い出したため、病院の跡継ぎ問題が急浮上。研究を続けたい弥生ですが、このままでは大学病院を去らねばなりません。これは、ひと波乱ありそう。

近くにお店ができても きっとだいじょうぶだと、梅ちゃんは康子をなぐさめました。でも、梅ちゃんも他人事ではなかった。近くに大きな病院ができることになったのです。



近くに総合病院ができることになった。患者さんを取られるんじゃないかと、梅ちゃんは戦々恐々。正枝や信郎はだいじょうぶだと言いましたが、幸吉が話を大きくした。知り合いをお食事処みかみに集め、作戦会議を開きます。ちなみに、書記は光男です。

あれこれ意見が出ましたが、結局、梅ちゃんが自分で何とかするというんだから みんなで見守ろう! というところに落ち着きます。あとは、宴会が始った。なんのこっちゃ、分かりません。

近所に病院ができることを、梅ちゃんは弥生に相談しました。弥生の実家では、同じようになった時に、レントゲンを入れたらしい。でも、レントゲンは高いし、安岡医院には置く場所もありません。

レントゲンのことを信郎に相談しようとした梅ちゃんですが、言い出せませんでした。新幹線の仕事はどうも、お金にならないらしい。工場は工場で、たいへんなようです。

工場といえば、隠居生活を決め込んでいた幸吉が帰ってきた。どうも、退屈だったようです。信郎が社長なら俺は会長だと、仕事を再開しました。

安岡医院に、月光仮面が駆け込んできた。と思ったら、陽造でした。お腹が痛いという男の子を、運んできたのです。梅ちゃんは何だか、自信が出てきました。患者さんが元気になると、自分まで元気になる。心配も吹き飛びました。

そんな安岡医院に、訪問者が。背広を着た若い男の人ですが、それはヒロシ君だった。はじめて「梅ちゃん先生」と呼んだ、あの中谷広志くんだ。



梅ちゃんは、成長したヒロシ君と再会を果たしました。

建造と梅ちゃんに助けられたヒロシ君は、水戸の叔父の家にもどりました。中学を出てから叔父の材木店を手伝っていたのですが、働きながら勉強。定時制の高校を出て、医療に関わる仕事をしたいと思い、今は医薬品関係の仕事をしているのだという。プロパーといって、薬をお医者さんに紹介する仕事。

あの時出会ってなかったら、お互いどうなっていたか。今の自分があるのは、互いのおかげ。ふたりも、まわりも、目に涙を浮かべた。

梅ちゃんは、診療所に紙を貼りました。「患者さんへのお約束。一、納得いくまで分かり易くご説明します。一、気軽に来られる明るい雰囲気作りに努めます。一、病気以外のことでもお話し相手になります。一、往診はいつでも応じます。 安岡医院 院長 安岡梅子」。

看護婦の相沢が動きました。松岡が研究に没頭していると聞いて、見合い話を持って来た。相手は相当、乗り気らしい。梅ちゃんや弥生、山倉は心配しますが、さて、どうなるか。と、その前に、松岡に見合いさせる気にさせねばなりません。

弥生と山倉で話したところ、案の定というか、そんなことをしている暇はないと断られてしまった。が、弥生から、結婚することで研究が進むかもしれないと言われ、松岡の心が動きました。こうして、下村家でお見合いが行われることに。

でも、だいじょうぶなのか?



梅ちゃんと信郎が立ち会って、お見合いが始りました。

松岡が黙ったままなので、梅ちゃんが代わりに質問。頑張って松岡は「合唱は集団でやるところがいいですね。ひとりぐらいサボって声を出していなくても分からない」と、冗談を言ってみました。一瞬、場が凍りつきましたが、何とか持ち直します。

趣味は何かと聞かれれば、ドーナツの穴に関する考察と答える。最近は、勉強のできない生徒が勉強ができるようになる薬を発明しようとして勉強したら云々ということを考えているらしい。大学での勉強を聞かれても、「素人が分かる必要はない」とか言っちゃう。

そのうち、結婚がどういうものかは結婚しないと分からない、分からないと結婚する気になれないと、新しい命題を得て考え始めてしまった。相手の女性はあきらめたのか、茶菓子を食べ始めました。でも、まんざら悪い感触でもなさそうで、よく分かりません。

それ以来、松岡は一層、研究に没頭。山倉や弥生は、お見合いが失敗した反動かなと、囁き合います。

ヒロシ君が、帝大病院を訪れました。ヒポクラテス製薬の薬を、売り込むためです。ヒロシ君は営業マンとしてもなかなかなようで、弥生や山倉に試供品を渡したりなどした。

しかも、勉強熱心なようです。松岡が研究している全身性エリテマトーデスについて調べ、それを話題に接近します。これが後で、思わぬ問題を生んでしまった。

松岡はハインリッヒこと狭山教授に許可を取らないまま、ヒポクラテス製薬の新薬の治験を進めてしまったのです。これで、波風が立ってしまいました。それが例の見合いのせいじゃないかということになって、梅ちゃんは気に病みます。



梅ちゃんは帝大病院に出向き、松岡と直に話すことに。でも、治験の件と見合いとは、関係ないらしい。松岡は見合いのことを、気にしてません。ホッとしたのも束の間、治験の話には、ヒロシ君、中谷広志の影響がありました。

松岡は初め、治験の話を断った。すると、広志は豹変したのです。「少しがっかりしました」「ボクの命は、下村(建造)先生にいただいたようなものなんです」「だからボクは恩返しのつもりで、病気の人を助ける仕事をしています」「命を懸けているつもりです」、そう熱く訴えかけた。

この薬は患者の命を救えるのに、見て見ぬフリするんですか? ルールは何のためにあるんですか? 松岡先生は、何のために医者をやっているんですか?

広志にそう強く迫られ、松岡はまるで雷にでも打たれたような衝撃を受けました。そして、独断で治験を進めてしまったのです。

松岡は心を入れ替え、何でも狭山教授に相談することにしました。「何でも」というのが極端で松岡らしいですが、ともかく、この騒動は一件落着したみたいです。

広志がまた、梅ちゃんを訪ねてきました。丁寧な物言いで薬を勧めますが、治験の話をしていて、また豹変した。広志は、患者さんのために薬をはやく使いたい。仲たがい云々は個人的な感情だという。患者さんを助けることが、何よりも優先されるべきだと。

「ボクは一人でもたくさんの患者さんを助けたい、それだけなんです」、そう訴える広志の顔は、ちょっと怖かった。

弥生にも問題が残っていました。大学病院に残って研究するには、家族を説得せねばなりません。そこで弥生は、ひらめいた。いつか梅ちゃんが言ってたように、内科医と結婚し、実家の病院はその人にやってもらえばいい。

「私、結婚するわ、内科医と」、弥生にそう言われて、山倉はつばを飲み込んだ。さらに、山倉の顔を見つめ、弥生は言いました。「山倉さん、お願いがあるの」

来た、来た、来た! 山倉に春が来た!

そして、弥生は言った。「誰か紹介して」





ガンバレ、山倉!

また診療所に、広志が来ました。しかも、近所にできるライバル病院、蒲田第一病院の事務長を連れてきました。新しい病院ができたら、この医院は影響を受けるだろう。だから梅ちゃんも蒲田第一病院で働かないかと、スカウトしに来たのです。

突然のことに、梅ちゃんは面食らってしまいました。



診療所を続けるか、大きな病院で勤務するか、梅ちゃんは迷ってしまった。家事も手につきません。そこへ、松子と竹夫がやって来ました。さみしいからと、正枝が呼んだらしい。梅ちゃんはみんなに、病院のことを相談しました。

竹夫や松子は、いい話なんじゃないかという。給与は安定するし、設備も充実。決まった時間に帰れるし、往診もない。勤務中の家のことは、正枝や和子がやってくれそうです。

でも結局、梅ちゃんの気持ち次第だということになった。

考えた末、梅ちゃんは自分の気持ちよりも大切なものに気づきました。それは、街の人がどう思うかってこと。この街の人の役に立ちたくて開業したのだから、街の人たちがいてほしいと言ってくれるなら、ここにいようと思う。

梅ちゃんは、この話を断りました。大きな病院には大きな病院の役割がある。でも、だからといって、小さな診療所の役割が消えるわけじゃないと。すぐ駆けこめる場所が近くにあって、そこには顔なじみの医者がいる。そんな存在でありたいと。

分からないと、広志は言った。このままでは、ここの経営は立ち行かなくなるに決まってる。でも、梅ちゃんは、やってみないと分からないと反論した。

憤りながら、広志は帰ってゆきました。

ついに、蒲田第一病院が開業した。そしてその影響が、だんだんと目に見えてきます。大きくてきれいな病院だということで、今まで安岡病院に来ていた患者さんも流れ始めた。さらに経営的に助かっていた、校医の話まで蒲田第一病院に取られてしまいます。

患者さんの数は激減し、待合室に誰もいないことさえある。

安岡医院、開業以来、最大のピンチが訪れた。

だいじょうぶなのか、梅ちゃん!!





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医療で命を救うことにこだわる、広志。

でも、こだわりすぎて、ちょっと迷走。

人を救うために、医療があります。

でも、医療を優先しすぎて、人の気持ちを考えないようになってしまった。

医療という手段が前に出過ぎて、人が見えなくなってしまいました。

手段と目的の逆転は、割とよくあること。

誰もが、気をつけねばなりませんね。


さあ、安岡医院がたいへんなことに。

このピンチを、梅ちゃんはどう乗り切る?





第26最終週は、「上を向いて歩こう」。

若い看護婦は、千恵子?

新幹線の部品は、どうなる?

弥生と山倉、恋の行方は?

建造の一大決心とは?

広志の身に、何が起こった?




安岡(旧姓下村)梅子(堀北真希)

下村建造(高橋克実)
下村芳子(南果歩)
下村正枝(倍賞美津子)
加藤(旧姓下村)松子(ミムラ)
下村竹夫(小出恵介)

安岡信郎(松坂桃李)
安岡幸吉(片岡鶴太郎)
安岡和子(大島蓉子)

木下(竹財輝之助)
佐藤光男(野村周平)

野島静子(木村文乃)
相沢八重子(銀粉蝶)

三上康子(岩崎ひろみ)
三上和也(滝藤賢一)
三上千恵子(宮武美桜)

弥生(徳永えり)
山倉(満島真之介)
松岡敏夫(高橋光臣)

中谷広志(池松壮亮)
狭山教授(石井正則)




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「梅ちゃん先生 第24週 松岡帰る 建造の引退」

  • 2012/09/15(土) 10:59:16

あの松岡が、アメリカから帰国。

千恵子が、看護婦を目指す?

光男は、勉強したくないのだろうか?

建造は、帝都大学病院の引退を決意した。

引退後に、何するんだろう?



NHK総合「梅ちゃん先生」

24週 第139話~第144話。

<明日へのバトン>



NHKウイークリーステラ臨時増刊10月31日号 梅ちゃん先生 メモリアルブック





夢の超特急 新幹線に、安岡製作所も関わることになりました。その台車に使う部品を依頼されたのです。難しい仕事ですが、信郎も幸吉も張り切る。木下だって、光男だって、期待に胸をふくらませます。なんてたって、世界一だ。

その仕事が成功したら、お祝いに何か買おうと、信郎が言い出した。そこで梅ちゃんは、テレビはどうかと、提案。さすがに高いけど、建造と半分ずつ出し合ったらどうか?

意外にも、建造はテレビを買うことに賛成してくれました。そういえばあの時は、光男くんの件があって、見そびれているはず。実はいい機会だったのかもしれません。

そんな建造も、引退を考える歳になりました。来年には病院を退職する予定です。ということは、名誉教授となり、大学で講義を持つのだろうか。

テレビの件ですが、幸吉がヘソを曲げた。建造がテレビを買うのが、気に入りません。自分が半分出すと言い出して、話がややこしくなってしまいました。まったく、ライバルなんだか、ケンカ相手なんだか。

千恵子が梅ちゃんに、相談に来た。どうも、将来のことで悩んでいるらしい。来年には高校を卒業するのですが、進路が決まりません。何をしたいか、分からない。そこで、梅ちゃんにアドバイスを求めたのでした。

家の人は店を手伝えと言うけど、あまりやりたくない。でも、勉強は好きじゃないしで、困ってしまいました。千恵子は聞いた。「何か私でも人の役に立てるようなこと、ないかな?」

そこに光男がやって来ました。偶然話を聞いてしまった光男は、ポツリと言った。「千恵子ちゃん、やりたいことがないなんて、贅沢な悩みだね」。光男は、自由に進路を選べる境遇にはなかったのです。

そんな光男も、雑用を卒業。ろくろを回させてもらうことになりました。木下に指導してもらうのですが、イギリスの機械のカタログが気になった。といっても、全部英語で、誰も読めないのですが。

そして、帝都大学付属病院に、意外な人の姿があった。アメリカ留学していた松岡敏夫が、帰ってきたのです。



廊下で松岡と出くわし、弥生も山倉も目を丸くした。いきなり論文の話をするなど、松岡は相変わらずです。アメリカでの生活は、充実したものだったらしい。といっても、仕事の面に限ります。人間関係という面では、そうでもなかったよう。アメリカでよく言われたのは、「日本人は、よく分からない」。

梅ちゃんの話になって、弥生と山倉は顔を見合わせた。結婚して子どももいると知って、さすがの松岡も驚いている様子。松岡はお土産にと、建造に雷おこしを渡しました。日本に着いてから、買ったらしい。この辺も、相変わらずです。

新幹線の部品ですが、何とか採用されそうです。安岡製作所の意気は揚がる。

看護婦の相沢を見ていて、梅ちゃんはひらめいた。人の役に立つ職業が、身近にあった。さっそく千恵子を呼んで、話してみます。相沢も、やりがいがある仕事だと勧めました。女性には、とても向いている。「何よりも元気になった患者さんの笑顔を見ると、看護婦をしていて本当によかったと思えます」、そう千恵子に話した。

こうして、梅ちゃんと相沢、千恵子の3人で、帝都大学に見学に行くことになりました。

一方、帰宅した建造ですが、松岡のことは言い出せません。

そして見学の日、梅ちゃんは何も知らぬまま、松岡とばったり出くわすのでした。



周りは気を遣っているのですが、梅ちゃんと松岡は相変わらず。あまり気にしてないみたい。

梅ちゃんが「松岡さんはご結婚されたんですか?」と聞けば、松岡は「その質問には、自分は結婚できたという自慢が入ってますか?」と返す。梅ちゃんの子を松岡が「一度、見てみたい」と言えば、梅子は「珍しい生き物みたいな言い方しないでください」と返しました。

実はいまだに結婚というものがどういうものか分からないと、松岡は告白。梅ちゃんは、すれば分かると言った。でも、本当に結婚したいんですか? と聞かれると、「したいか したくないかと聞かれたら、特にしたくないです」と松岡は言う。ぜんぜん変わっていません。

1日かけて、千恵子は看護婦の仕事を見学させてもらった。その間、相沢が詳しく説明してくれました。そして、「看護五十年 汗と涙の看護日記」という本まで、貸してくれた。

普段ムッツリの建造ですが、孫の太郎にはデレデレ。すっかり、いいおじいちゃんです。

康子が梅ちゃんに会いに来ました。康子は千恵子に、食堂の手伝いをしてほしい。これまでも何やっても中途半端だったし、務まるはずがないと思っています。店を手伝ってお嫁に行くのがいいと、考えていました。

自分の姿を重ね合わせ、どうしてもっと信じてあげられないの? と梅ちゃんは言った。親に評価されないのはつらいものだと。けど、千恵子は、康子に言われてすぐにあきらめたのだという。あの子のことはほっといてと、梅ちゃんは康子に言われてしまいました。

そう告げた康子ですが、心は揺れていた。千恵子が楽しそうに、看護婦の本を読みふけっている。

松岡は医局で、アメリカでの研究について発表しました。がん治療の未来に、光を感じたという。そして建造は、何か考えているようでした。

千恵子が下村医院を訪れました。見学の礼を言うと共に、相沢に本を返した。そして、店を手伝うことにしたと告げ、帰って行きました。

お食事処みかみでは、安岡製作所のみんなが祝杯を挙げています。そこに、梅ちゃんもやって来たのですが、カウンターに相沢がいるのに気づいた。

相沢は、わざと千恵子に聞こえるように言いました。看護婦なんて仕事はやめたほうがいい。時間は不規則だし、肉体的にもキツイ。「わたくしも、とても続かなかったでしょうね。患者さんの笑顔がなければ」

千恵子は康子に、看護婦になりたいと頼んだ。患者さんの笑顔を見て、すごくいいなと思えたと。借りた本も、一晩で読んだ。「私も、人を笑顔にできるような仕事をしたい」と訴えかける。

だったらやったらいいと、康子は言ってくれた。手伝いはいいから、看護学校の勉強をしろと。和也も、賛成してくれました。あらためて相沢は、千恵子に本をプレゼントします。



建造が病院を辞める? 名誉教授として講義を持つことはせず、病院を去る? そんな話が、松岡の耳に入った。突然のことに、松岡は耳を疑います。

庭で考え事をしていた建造は、久しぶりに光男と話をした。その中で、定時制高校に行ってはどうかと、勧めます。あとから来た幸吉にも言いましたが、こちらは必要ないと否定的。光男自身も、職人になるのに勉強はいらないと言いましたが、本心だろうか?

下村家を、松岡が訪れた。建造に話があったのですが、留守でした。松岡は梅ちゃんに、建造が病院を辞めようとしていることを話した。これを知って、梅ちゃんもビックリ。

梅ちゃんと松岡がふたりきりということで、幸吉は信郎を、からかいます。焼けぼっくいに火がつくとか、何とか。聞いていて、信郎もちょっと心配になった。

下村医院の様子を見て、松岡は梅ちゃんの歩いてきた道を感じとりました。すっかり町のお医者さんだ。「僕らがあの時選んだ道は、間違ってなかった」と、松岡は断言する。梅ちゃんは患者さんのそばにいて、その人たちのことを考える。松岡は医学を進歩させて、患者さんを減らすことを選んだ。

建造が帰宅したため、松岡は直接、真意を聞いた。みんなの邪魔になるのが嫌なんだと、建造は言う。松岡は成長して帰って来たし、医局のみんなも成長著しい。後進を育てるというひとつの目標はうまくいったと。これ以上留まっていては、邪魔になるだけだ。

ずっといてこれからも教えてほしいと懇願する松岡に、建造は甘えるなと言った。「君はもう、だいじょうぶだ」「後に続く者を育てたら、年老いた者は潔く身を引く。そうして知識や経験を、人から人へ受け渡していかなくてはいけない」「私は医学を志して、本当によかったと思ってる。もう、心残りはない。あとは、君たちの活躍を、遠くから見守ることにする」。

建造なりの、けじめだった。



帰る際、松岡は「やっぱり来てよかったです」と、梅ちゃんに告げた。建造の胸中を聞けて、本当によかったと。そこに、信郎がやって来ました。太郎を松岡に、抱いてもらったのです。緊張しながら赤ちゃんを抱いた松岡ですが、自然と笑顔になった。

建造に対する松岡の姿勢を見て、信郎は見直したのでした。医者という仕事に真剣に打ち込み、建造にも認められている。ただの理屈っぽいだけのやつでは、ありませんでした。建造はといえば、めずらしく酔って寝てしまった。心の内をみんなに吐露して、ホッとしたのかもしれません。

でも、引退したら、ずっと家にいるのだろうか? そう思うと、梅ちゃんたちも不安に…。

梅ちゃんは相沢に相談しました。診療所に来てもらったら、どうだろう? でも、小さな診療所に医者がふたりなのはと、相沢は否定的です。

千恵子が、看護学校に合格した。行く道が、見えてきました。これに、安岡製作所のみんなも大喜び。木下は下村医院で働いたらどうかと勧めるし、幸吉なんかは「あの婆さんより若いのがいい」なんて言っちゃってます。

陽造が遊びに来た。今度は、玩具屋さんをはじめるのだという。近所の子どもたちを見て、これから商売するなら子どもだと、ひらめいたらしい。何より、子どもと遊んでいると楽しい。蒲田に店も借りました。

梅ちゃんは、光男のことが気になっていました。本当は勉強したいんじゃないかと思う。現に、英語で書かれた機械の説明書を読んでいます。思い切って梅ちゃんは、光男に本心を聞いてみた。しかし、それを幸吉に聞かれ、どうしてそんなこと言うんだと言われてしまった。

相沢は建造を診療所に招き、話をしました。病院を辞めるのはいいが、家族のことも考えてあげてほしい。家にずっといてムスッとされたら、家の人は迷惑だろうと。そして、建造が研修医時代に言った言葉を持ち出した。「死ぬ最後の瞬間まで、医者でいたい」

そんな時、高熱を出した男の子が、下村医院に運ばれて来ました。治療する梅ちゃんを、建造はそばで見守ります。



前に建造が言った「人から人へ受け渡していくということ」が分かるような気がすると、信郎は言った。翌日、信郎は光男に、定時制の入学願書を渡しました。でも、光男は、行きたくないという。この工場に骨を埋めるつもりなので、勉強は必要ないと。

そこで信郎は、業務命令として、定時制高校に行くように言いました。いつか工場が大きくなったら、経営や経理など、物を作る以外の知識も必要になる。その時のために勉強しろと。信郎と梅ちゃんは、幸吉に頭を下げて頼みました。そして光男も、行かせてくださいと頭を下げた。

こうして、光男は定時制高校に通うことに。

昭和34年3月、太郎の1歳の誕生日が来た。みんな集まって、祝います。そしてこの日は、建造の退職祝いも兼ねていました。さらに、待望のテレビジョンまでやってくる。

その席上、建造はみんなに話しました。実は千葉の病院から医院長にならないかと誘われ、それを受けることにした。ついては、芳子と一緒に千葉に移り住むつもりだと。

心配そうにしている梅ちゃんに、建造は言った。「おまえはもう、だいじょうぶだ。この間、急患が来た時、患者を診るのに必死で、私がいるのも忘れてたようだったじゃないか。もう、私の助けは必要ない」

「梅子、一人前になったな」

ついに建造が、梅ちゃんを認め、口に出した。

建造と芳子が旅立つ日が来ました。幸吉はケンカ相手をなくして、ちょっとさみしそう。でも、最後まで、ケンカしてました。もう、大騒ぎ。





梅ちゃん先生 完全版 DVD-BOX1【DVD】







ひさしぶりに、松岡の顔が見れました。

相変わらずで、安心した。


さて、建造が引退しましたね。

建造なりに、身の引き方を考えていたようです。

政治、スポーツ、あるいは身近に、引退の話題が。

自分も周囲も納得して引退するのは、難しいのかな。

惜しまれるギリギリって、どのくらいだろうか?

ちゃんと引き渡さないと、あとが詰まっちゃうしね。

急にいなくなると、空白ができるし。

いろいろと難しそう…


詰まるといえば、光男は信郎に押されるようにして、定時制高校に通うことになった。

千恵子も、相沢に押されるようにして、看護学校に通うことに。

押す役割も、あるのかな?

一方的に押したら迷惑なので、難しいけど。



梅ちゃん先生も、あと2週か…





第25週は、「再会」。

梅ちゃんを「梅ちゃん先生」と呼ぶこの若い男は?

まさか、ヒロシ君?

松岡がお見合い?

弥生も結婚を意識する?

ライバル病院が建設される?




安岡(旧姓下村)梅子(堀北真希)

下村建造(高橋克実)
下村芳子(南果歩)
下村正枝(倍賞美津子)
加藤(旧姓下村)松子(ミムラ)
下村竹夫(小出恵介)

安岡信郎(松坂桃李)
安岡幸吉(片岡鶴太郎)
安岡和子(大島蓉子)

木下(竹財輝之助)
佐藤光男(野村周平)

野島静子(木村文乃)
相沢八重子(銀粉蝶)

三上康子(岩崎ひろみ)
三上和也(滝藤賢一)
三上千恵子(宮武美桜)

弥生(徳永えり)
山倉(満島真之介)
松岡敏夫(高橋光臣)




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「梅ちゃん先生 第23週 名前の秘密 歳寒三友」

  • 2012/09/08(土) 09:35:38

ついに赤ちゃんが産まれた。

さあ、名前はどうする?

梅ちゃんは初めて、自分の名前の意味を知った。

信郎と梅ちゃんのすれ違い。

悩む、陽造。

口を利かない則夫くんの気持ちは?



NHK総合「梅ちゃん先生」

23週 第133話~第138話。

<みんなの宝物>



NHKウイークリーステラ臨時増刊10月31日号 梅ちゃん先生 メモリアルブック





昭和33年3月、梅ちゃんは臨月を迎えてました。でも、診療所には出ています。予定日は、あと2週間。お腹もそうとう大きくなっています。自分のお腹に聴診器を当てて、梅ちゃんは微笑んだ。動いてる、動いてる。

街で妊婦さんと出会った梅ちゃんは、気になることを言われました。男はこういう時、必ず浮気すると。それ以来、梅ちゃんは気になって仕方ありません。

そして、木下の様子がおかしい。光男によると、木下に好きな人ができたらしい。言うな! と、光男は何度も頭を叩かれた。信郎も苦笑するほど。

竹夫と静子が、下村家を訪れました。会社は何とかなっているらしい。気になるのはふたりの今後ですが、結婚式はやらないという。籍だけ入れると。金は援助すると言った建造ですが、最終的に竹夫の決めたことを尊重した。

その席を、信郎が抜け出しました。竹夫を見送りに出た際、信郎が女性と会っているのを目撃。梅ちゃんの頭に角が生えました。やはり浮気してたのか? その時、梅ちゃんが産気づきました。陣痛が始り、みんな大慌て。

産婆さんを呼んで、下村医院で出産が始った。芳子と静子も、手伝います。静子は元看護婦だ。

陣痛で苦しみながら梅ちゃんが発した言葉は、「ノブのバカ」。でも、それは勘違いでした。あれは木下が好きになった人。代わりに信郎が気持ちを伝えたのです。残念ながら、フラれましたが。

明け方、赤ちゃんが産まれました。母子ともに健康。元気な男の子だった。みんな喜びました。建造まで、感無量といった顔。梅ちゃんの横で、産まれたばかりのその子は小さく笑った。



産まれたら産まれたで、また騒動が。名前を付けなければなりません。ここでまた、幸吉と建造がもめだした。そこで折衷案が出されました。ふたりの名前から一文字ずつとって、つける。が、これもまとまりません。幸造? 建吉? どちらの文字が先かで、争います。

結局、名前は梅ちゃんと信郎で決めることになった。安岡双葉山でなくて、幸いです。

さて、いざ名前を付けるとなると、困ってしまいます。世の中にはいい加減につけたような名前もあるけど、梅ちゃんは自分もそうだと思っている。松、竹ときたから、次は梅。

困った信郎は、名前の参考になるような言葉はないかと、光男に聞いてみた。じぃ様が言ってたのは、「大功を成す者は衆に憚らず(たいこうをなすものは しゅうにはばからず)」。大きなことを成し遂げようとする人は、いちいち人に相談しないで自分で決めるという意味。

こうして梅ちゃんと信郎は、夜中までかかって名前を考えることに。

次の日曜日、みんなに集まってもらって、名前を発表します。名前は、太郎。平凡に見える名前ですが、ちゃんと意味があります。太郎の「郎」は、信郎から一文字とった。「太」という字は、戦争を生きぬいた庭の梅の木のように、太く大きく成長するようにと、願いを込めたのです。

その席で、本当は梅子という名前が嫌だったという話に。すると、建造が驚いた。梅が松や竹より下ということはない。冬の寒さの中でも、緑を保つ松。雪の重さにも負けずに、すくっと生える竹。そして、寒さの中で花を咲かせる、梅。これらを中国では「歳寒三友(さいかんのさんゆう)」と言い、清廉潔白な生き方の例えとされているのです。松竹梅に上下の順番などないと、建造は話した。

けれど、みんな、これを聞いたのは初めて。そんなことは知りませんでした。「知っているとばかり思っていた」と、建造も驚いたとさ。

竹夫たちからも、報告が。竹夫と静子は明日、婚姻届を出す。そこで、式の代わりとして、みんなで写真を撮りたいと。

数日後、静子は花嫁姿に。みんなで写真を撮りました。建造も、必死に笑顔を作ってみる。



梅ちゃんと信郎は、できるだけふたりで子育てしようと誓います。診療所に復帰しますが、子育ての時間を確保するために、引き続き、弥生と山倉に手伝ってもらう。

子育てに頑張る梅ちゃんですが、カメキチのことを思い出しました。池で捕まえて大事に飼ってたのに、ある日突然、死んでいた。自分は生き物の世話ができないんじゃないかと、梅ちゃんは不安になりました。信郎が何か知ってそうなのですが、ごまかしてますねえ。

ある日のこと、梅ちゃんは小学校の校医を頼まれました。するのは、健康診断と予防接種。これを引き受けたのはいいのですが、弥生は論文に忙しく、山倉は臨床の経験のため長野の病院に行くことになった。なので、全部、梅ちゃんひとりで こなさねばなりません。

この時代は、第1次ベビーブーム。1学年に、200人近くいる。太郎のことは芳子、正枝、和子に任せますが、健康診断だけでも、もうヘトヘトです。夜は夜で、往診の依頼が。翌朝、梅ちゃんは、太郎が泣いても目を覚まさなかった。

この頃から、梅ちゃんと信郎はすれ違うようになりました。

健康診断が終わったかと思ったら、診断の日に休んでいた子たちが診療所にやって来ました。それがすごい人数で、しかもみんな元気すぎて、うるさいくらい。こりゃ、たいへんだ。

そんな中、気になる子がいた。中井則夫くん。ひと言も口を聞こうとしないのです。



陽造が、下村医院を訪れました。胃の調子が悪いのだという。梅ちゃんの診断では、胃潰瘍。実は病院でもそう言われ、手術を勧められたらしい。陽造は今の仕事が大事だから、手術したくないというのです。梅ちゃんは、陽造を入院させることにした。下村家にいてもらって、その間に治そうというのです。

則夫くんが、下村医院に来た。でも、何も言わずに帰ってしまいました。一方、信郎は難しい試作品を完成させた。取引相手も、喜んでくれています。

仕事に忙しい梅ちゃんを、信郎は複雑な気持ちで見ていた。何だか、太郎のことはどうでもいいように見える。人の心配をするばかりで、太郎のことがおろそかになっているように思えるのです。

ふたりは、めずらしく口論になった。微妙に、すれ違ってしまいます。



安岡家に、和田という人が来ました。陽造のしたことで、困っているのだという。陽造が和田さんのところの職人たちに、妙なことを吹き込んだのです。それで職人たちが、ストライキをはじめてしまった。

労働者が云々、資本家の搾取が云々、そうハッパをかけたらしい。幸吉や木下までそれに同調しかけましたが、光男は「世の中の一面を捉えただけだと思うんですけど」と言った。労働というのは崇高なもので、使われる身だろうが、使う身だろうが、問題は自分の仕事に誇りを持つことができるかどうかじゃないでしょうか? そう話した。

幸吉は光男をストライキしている場にやり、この話をさせました。それに職人たちもうなづき、騒動はおさまった。

陽造があんな話を職人たちにしたのは、彼らがうらやましかったから。仕事を終えて飲んでいる姿は、どこか充実しているように見える。陽造は今、どん詰まりなのだという。下村医院に来たのも、要は居候に来たのです。陽造は変化のはやい世の中に、置いてけぼりを食らったように思えてしかたない。闇市の頃は何でもできると思えたのに、今は…。

そして、思う。本当に今の時代、みんな幸せなんだろうか? どこを切っても同じ、金太郎あめみたいな感じがする。

陽造は、梅ちゃんにアドバイスしました。子どもなんて、放っておいても勝手に育つものだ。ちょっと離れるくらい、気に病むことはない。太郎はみんなに世話してもらっているんだし、やりすぎると頼りない子に育たないかそっちの方が心配だと。

また、則夫くんが来た。梅ちゃんが声をかけますが、やはり話さない。

陽造はギターを取り出し、子どもたちに月光仮面を唄ってあげた。子どもも大人も、手を叩いて喜びました。それを則夫くんも聞いていたのですが、みんなの輪の中には入ろうとしません。

陽造は、則夫くんに声をかけた。人生には、いい時も悪い時もある。それが何年という単位で来る。おまえはまだ、いい時が来てないだけじゃないのか?

梅ちゃんは信郎に言われたことをよく考え、しばらく休診しようかと考えた。けど、信郎はそこまですることはないと言う。あの時は、言いすぎたと。

そんな矢先、太郎がいなくなってしまいます。こりゃ、たいへんだ。



みんなで捜すけど、見つからない。警察に届けた方がいいのか。そうしていると、陽造が太郎を抱えて帰ってきた。みんな胸をなでおろしました。

陽造がこんなことをしたのには、則夫くんが関係していました。則夫くんには妹がいるのですが、ここのところ病気で臥せっている。けれどお金がないので、病院には連れていけない。梅ちゃんなら、お金がなくても診てくれるんじゃないか? そう思ったというのです。

その妹が赤ちゃんが大好きで、元気づけるためにも見せてあげたいと、則夫くんは言った。幸い、家は近いし、赤ちゃんにうつる病気でもないということで、陽造は協力したのでした。

太郎が無事でひと安心。けど、事情を知らない三上夫妻らご近所さんが集まってくれた。みんなで太郎を捜そうとしてくれたのです。仕事を放っておいてでも。工場の人たちも、海苔屋のおやじも、みんな梅ちゃんに感謝していた。信郎のためなら工場の操業を停止しても力になると言ってくれる人もいた。

これをきっかけに、梅ちゃんと信郎のすれ違いも解消されました。混乱する梅ちゃんを見て、やっぱり母親なんだと、信郎は思った。前はひどいこと言ってすまなかったと、信郎は謝りました。そして、もう一つについても。

実は、カメキチが死んだのは、ノブのせいだったのです。狭い世界じゃかわいそうだ、もっと広い世界へ。ということで海に放してあげたのですが、それで具合が悪くなった。

則夫くんが妹を連れて、下村医院に来ました。お薬を渡して、楽になったら赤ちゃんを見に来てねと、約束。「ありがとう」、それが初めて聞いた則夫くんの声だった。

後日、みんなで太郎を見に来ました。則夫くんの顔も、朗らかになっている。子どもは街の宝なんだなと、陽造は思った。

夕食の席で、陽造はみんなに本当のことを話しました。仕事があるから手術できないというのは、ウソ。単に行くところがなかっただけ。けど、ここに来て、本当によかった。後ろ向きになってた自分はくだらないと思えたし、これからはしっかり前を向いて行こうと決心できた。

昭和33年11月、ビジネス特急こだまの運転が始りました。これが安岡製作所にも、転機を運んできます。新幹線の部品の話が、舞い込んできたのです。今までの仕事を認めた人が、ぜひ安岡製作所にと、頼みに来た。

信郎は、やろうと決意しました。幸吉、木下、光男、みんなで世界一の電車を作ろうと、張り切ります。





梅ちゃん先生 完全版 DVD-BOX1【DVD】







今週初めて、梅子という名前の意味が語られました。

名前に対しモヤモヤした気持ちをずっと抱えていた梅ちゃんですが、これで心も晴れましたね。

松竹梅は単純な名前ではなく、すごく気持ちと願いのこもった名前だったのです。

それを口に出してなかったので、誰にも伝わってなかったわけですけど。


そして太郎という名前にも、ちゃんと意味が。

こちらは口に出したので、やがて本人に伝わるのでしょう。


赤ちゃんをきっかけに揉め事も起こりましたが、赤ちゃんをきっかけにまとまったりもする。

子は宝と言いますが、本当に変わりのきかない宝なんですね。

人を変える力があるのかな?





第24週は、「明日へのバトン」。

千恵子が看護婦を目指す?

光男は夜学に?

え? 松岡が帰ってきた?

建造は…




安岡(旧姓下村)梅子(堀北真希)

下村建造(高橋克実)
下村芳子(南果歩)
下村正枝(倍賞美津子)
加藤(旧姓下村)松子(ミムラ)
下村竹夫(小出恵介)

安岡信郎(松坂桃李)
安岡幸吉(片岡鶴太郎)
安岡和子(大島蓉子)

木下(竹財輝之助)
佐藤光男(野村周平)

野島静子(木村文乃)
相沢八重子(銀粉蝶)

三上康子(岩崎ひろみ)
三上和也(滝藤賢一)

弥生(徳永えり)
山倉(満島真之介)

中井則夫(矢部光祐)
養護教諭(小野まりえ)




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「梅ちゃん先生 第22週 竹夫と建造」

  • 2012/09/06(木) 19:22:57

梅ちゃんのお腹に、異変が。

胃炎? それとも…。

竹夫と静子は、ゴールインできるか?

建造が竹夫を認める日は来るのか?



NHK総合「梅ちゃん先生」

22週 第127話~第132話。

<意地の上塗り>




下村家に、ひさしぶりに、みんな集まりました。建造と芳子、梅ちゃんと信郎、加藤と松子に孝ちゃん、正枝、竹夫と静子もいます。みんなで、すき焼きをつついた。

そこで洗濯機の話が出たのですが、意外にも、建造は買えばいいと言った。変わらないように見える建造ですが、ちょっとは変わったかな。

ところが、難しいのは相変わらず。仕事の話になると、竹夫につらくあたってしまいます。他人が作ったものを売っているだけだと、評価しなかった。金儲けばかりに必死になると いつかしっぺ返しを食らう、とまで言います。

そんな建造に、竹夫は反発。梅ちゃんや静子が仲を取り持とうとしますが、なかなかうまくいきません。それどころか、竹夫と静子の間まで、ギクシャクしてしまった。竹夫は、結婚なんかしないと言ってしまいます。

今度は、信郎が竹夫と話してみることに。加藤も、協力してくれました。梅ちゃんは胃のあたりが気になる。食べ過ぎだろうか?

信郎、竹夫、加藤が、お食事処みかみに集まった。けれど、すぐに結婚を勧めているのだと、竹夫にバレてしまいます。



そこに乱入者が現れた。幸吉と木下です。結婚なんかよかねえと、幸吉は言い出した。結婚しても、小言を言われるばかり。そんな話に、加藤や信郎も、うなずきだした。女というのは口うるさくてしょうがないと、盛り上がってしまいます。結婚という制度は女に都合よくできており男は損するばかりだと、言いたい放題。

が、幸吉の顔色が変わりました。梅ちゃんと松子が、様子を見に来たのです。怒って帰った松子を、加藤は追いかけた。信郎は追いかけませんでしたが、帰ってから 両手をついて謝りました。ともかく、作戦は失敗したようですね。

梅ちゃんは静子から、相談を持ちかけられました。田舎から会いたくない男が来ていて困っていると。

信郎に何とかしてもらおうとした梅ちゃんですが、その男が診療所に現れました。大丈夫か、梅ちゃん? いかつそうな相手だぞ。



話を聞いてみたところ、その男は静子の幼なじみの正岡でした。小学校の頃から静子のことが好きで、追いかけ回していたらしい。でも、今回来たのは、静子の父親に頼まれたお見合い話を持って来ただけだった。

そこに竹夫も立ち会ったのですが、正岡に、静子とはいずれ結婚するつもりだと宣言。

竹夫には、こだわりがあったようです。結婚するからには、幸せにしたい。苦労させたくないし、楽をさせてやりたい。そのために今は仕事に頑張っていると。

その竹夫が、大きな仕事をやりはじめた。また、信郎は信郎で、難しい仕事を引き受けます。そして梅ちゃんは、お腹の調子が気になる。胃炎だろうか?

でも、それは違った。ある日の昼食後、梅ちゃんは信郎に告白しました。「赤ちゃんができたの!」



さっそく、下村家と安岡家が集まり、お祝いの会が開かれた。でも、いつものように、建造と幸吉が もめだしました。まだ生まれてもないのに、将来どんな職業に就くかなんてケンカしている。

おめでたはうれしいのですが、診療所をどうするか? それは、弥生と山倉に手伝ってもらうことにしました。弥生もいつかは実家を継いで開業医になるのですが、今は大学に残って研究を続けたいようです。そうするには内科医と結婚でもするしかないのですが、さて、相手は?

竹夫の新しい仕事は、イギリスからの輸入でした。大きな取引で、会社にとってもチャレンジ。そして、信郎も新しい仕事にチャレンジしている。バルブの部品を作るのに、遅くまで試行錯誤します。工場を大きくすることばかり考えていた信郎ですが、心境に変化が。今では、うちにしかできないことをすべきなんじゃないかと考えている。



竹夫は静子に、仕事について話した。今の仕事は、金もうけだけが目的じゃない。元はといえば、愛知で作っている食器を外国の人に紹介したいと思って、始めた。今回の仕事がうまくいけば、それに弾みがつくかもしれない。そうすれば、結婚だって…。

数日後、竹夫と静子が、また下村家を訪れた。あとで発表があるという。が、そこに竹夫の会社から電話が入ります。例の契約は、どうも詐欺だったらしい。

竹夫は、莫大な借金を背負うことになってしまいました。これ以上迷惑はかけられないと、社員に退職金を手渡します。そして、静子にも。貧乏暮しはさせたくないと。

雨の中、静子は下村家を訪れた。竹夫と連絡がとれないのだという。玄関先で会った建造に、静子は思い切って言いました。「竹夫さんは、お父様のことが大好きなんです」「竹夫さんは、寂しかったんだと思います。何をすれば前みたいに、お父さんに褒めてもらえるか。ずっと、考えていたんだと思います」「竹夫さんは、ずっとお父様に認めてほしくて、今まで頑張って来たんです」。

竹夫から家に電話があった。建造が出たのですが、「お父さんの言う通りでした。『金儲けにばかり必死になっていると、いつかしっぺ返しを食う』。その通りになりました。会社、もう駄目です」とだけ言うと、一方的に電話が切られた。



「竹夫は大丈夫だ」と、建造は言った。「あいつは自分で何とかする」。

心配になった梅ちゃんは、竹夫の会社を訪れた。すると、建造がいました。静子と3人で、竹夫を心配します。建造が会社を訪れたのは、これが初めてだった。

竹夫は、陽造に抱えられて帰って来ました。めずらしく酔っ払っている。自分はダメなやつで、会社もダメにしてしまったと、自暴自棄な状態。もう終わりだ、みんな無駄だったと、口にした。

が、そこに、社員がある人を連れて来ました。彼は愛知で陶器を作っている職人さん。アメリカから見本市に出品してほしいと、連絡があったのだという。これも竹夫のおかげだと、何度も頭を下げた。

職人さんは、援助を申し出ました。竹夫のしたことは無駄ではなく、芽を出していた。そしてその人が、窮地を救うと言ってくれている。社員たちも金策に回っており、竹夫と再出発したいという。

再起を誓う竹夫ですが、静子との結婚は無理だという。やはり貧乏暮しはさせたくないと。そこで、建造が怒鳴った。「バカモン! 夫婦というものは、一緒に苦労をするものだ。静子さんが一緒に苦労すると言ってくれているのに、断るバカがいるか!」。そして、こう付け加えた。「これまでよく頑張った。こんな立派な会社に、立派な部下に、おまえを心配してくれている取引相手。それに、おまえを愛してくれる人。たいしたもんだ。おまえなら、もう一度、やり直せる」


その夜、梅ちゃんは、信郎に話しました。つぶれる会社とつぶれない会社。大切なものは、きっと同じなんじゃないかな。ダメになっても、一緒に苦労したり、支えてくれる人がいるかどうかの違いなのよ。

梅ちゃんも信郎も、そんな人が見つかってよかったと、互いの顔を見つめ合い、笑った。





梅ちゃん先生 完全版 DVD-BOX1【DVD】







竹夫の蒔いた芽は、見えないところで育っていたようです。

したことは、無駄でもなんでもなかった。

そしてそれをついに、建造も認めました。


情けは人の為ならず。

人にしたことは、その人のためになるだけでなく、やがては自分にもどってくる。


したことは形になり、やがて自分を助けてくれるようです。





第23週は、「みんなの宝物」。

ついに赤ちゃんが生まれる。

さて、名前は?




安岡(旧姓下村)梅子(堀北真希)

下村建造(高橋克実)
下村芳子(南果歩)
下村正枝(倍賞美津子)
加藤(旧姓下村)松子(ミムラ)
下村竹夫(小出恵介)

安岡信郎(松坂桃李)
安岡幸吉(片岡鶴太郎)
安岡和子(大島蓉子)

木下(竹財輝之助)
佐藤光男(野村周平)

野島静子(木村文乃)
相沢八重子(銀粉蝶)

三上康子(岩崎ひろみ)
三上和也(滝藤賢一)

弥生(徳永えり)
山倉(満島真之介)

正岡豪助(中村昌也)




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