- | HOME |
「タモリ倶楽部/ニセうなぎの蒲焼き大賞」
- 2011/07/29(金) 14:16:06
□ タモリ倶楽部
今週のオープニングは、目黒区下目黒。
といっても、サンマの話題ではありません。
土用の丑の日を前に、ウナギの話題です。
ちなみに今年の土用の丑は、7月21日と、8月2日。
出演は、マギーさんを進行に、升毅さんと光浦靖子さん。
ということは、タモリさんと共に、クッキングか。
今回のお題は、かば焼きを安く食べる方法。
つまり“もどき料理”です。
ウナギを使わずに、ウナギのかば焼きっぽいものを作ります。
“夏を乗り切るスタミナ源! といえば、やっぱり、うなぎ。しかし、このデフレ時代に、1人前数千円は、ちと高い。そこで今回は、うなぎよりはるかに安い食材で、うなぎそっくりな かば焼き作りに挑戦します”
「今年の土用の丑の日は激安に! ニセうなぎの蒲焼き大賞」
[食材(1) ちくわ]
まずは、タモリさんが貧乏時代に作っていたという、ちくわを使った蒲焼き。
・ちくわに包丁を入れ、開く。
・さらに、ウナギらしく開くために、隠し包丁を入れます。
・縦と、横にも少し。
・開いた ちくわに片栗粉をまぶし、
油をしいたフライパンで、焼く。
・軽く焼いたら、蒲焼きのように、串を打ちます。
・それをタレにつけて、網で焼く。
・タレにつけて焼くを、何度か繰り返します。
見た目そっくりな、ちくわの蒲焼の完成。
ちくわ2本を使い、お値段は1人前、48円。
味はやはり、ちくわ。でも、おいしい。
お弁当や、酒のつまみにも、いけそう。
山椒(さんしょう)をかけると、さらに感じが出るかも。
升さん曰く、タレと山椒がマッチした、ちくわ。
なかなかのデキだと思ったんだけど、それでも うなぎには遠いのかな。
[食材(2) はんぺん]
続いては、升さんです。
食材は、こちらも練り物から、はんぺん。
・はんぺんを、うなぎの大きさに切ります。
・薄く切って、串を打つ。
・それをタレにつけて、網で焼きます。
・焼きながら、刷毛(はけ)でタレを足しました。
はんぺんの蒲焼き、完成。
はんぺんを半分使い、1人前48円。
やわらかさが近いのではないかという予想でしたが、さて、味はどうか?
ちょっと近いかと、タモリさん。
升さんは、焦がすと焦げ味になる、と。
光浦さんは、焦げ味の中に、小さな光明を見出したようです。
升さんの調理を見ていた、タモリさん。
はんぺんを揚げるとどうなるか? と興味を持ちました。
なので、横で、はんぺんを揚げてみることに。
・はんぺんに、うなぎの皮として、海苔をはる。
・そして、薄く切りました。
・それを軽く油で揚げ、表面に歯ごたえをつける。
・揚げたものを串打ちし、
・タレをつけて、網で焼く。
揚げはんぺんの蒲焼き
高級感のある見た目ですが、はんぺん半分で、こちらも1人前48円。
升さんは、皮感が出たと。
海苔は効くようです。
ただ、皮感が出た分、海苔の味が広がるらしい。
[食材(3) ナン]
光浦さんが選んだ食材は、ナン。
疑似肉はだいたい小麦粉だと主張します。
頭の中でシュミレーションしたらしい。
名古屋弁で間を埋めながら、調理だ。
・ナンを、細切りに。
・さらに、みじん切りにする。
・それをボールに入れ、
かつおダシ(粉末)で、魚の風味をつける。
・また、やわらかい食感を出すために、
少量の水を加えます。
・手で混ぜた後、水をしぼる。
・ハンバーグ状にした上に、
少しだけ片栗粉をふりかけます。
・その上に、海苔をはる。
(片栗粉で、うなぎのヌメリを出す試み)
・それをフライパンで焼きつつ、
刷毛でタレを塗りました。
ナンの蒲焼き、完成。
ナン1枚を使い、1人前100円。
見た目は さつま揚げだけど、味はどうか?
タモリさんは、うなぎに近いかはともかく、ウマいとの感想。
升さんも高評価で、サービスエリアで売ってそうだと。
うなぎじゃないけど うまい、という評価でした。
[食材(4) 厚揚げ]
次に升さんが使うのは、厚揚げ。
・うなぎっぽい大きさに切って、隠し包丁を入れます。
・白い方に海苔をはり、
タレをつけつつ、フライパンで焼く。
厚揚げの蒲焼きの、完成。
厚揚げ半分で、1人前60円。
シンプルに仕上げました。ふわっとした食感に、期待。
おいしいけど うなぎじゃない、という感想。
厚揚げ焼きとして、いけそう。
[食材(5) 高野豆腐]
光浦さんは、高野豆腐で勝負。
升さんから、高野豆腐はちゃんとしぼんないとダメだよ、とのアドバイスが飛びました。
以前、乾物の回で、升さんはこの失敗をしています。
・もどした高野豆腐をしぼって、
アゴだし粉末のだし汁を吸わせる。
・そこに、うなぎの骨感を出すために、
もどしてない春雨を、さしていきます。
(乾燥春雨で、小骨を再現)
・さしたら、食べやすいように、骨切りを。
・それを、ハケでタレをぬりつつ、
フライパンで焼きます。
・仕上げに、海苔をつけました。
高野豆腐の蒲焼き、完成。
高野豆腐1個を使い、1人前50円。
理論上は魚になったはずだけど、どうだろう?
ダシの風味と、小骨の食感は、どう作用するか?
タモリさんはひと言、「こりゃ、食えんよ」と。
春雨で、小骨の食べにくさが表現されました。
[食材(6) 麩(ふ)]
タモリさんは、お麩(ふ)を使う。
・ボールの中で、少し水を吸わせたお麩をつぶす。
・そこに豆腐を加えて、さらに手で混ぜる。
・それをフードプロセッサーでさらに細かく。
・メリケン粉をまぶし、海苔の上で形を整えます。
・それを油をしいたフライパンで、ひとまず素焼きに。
・味が濃くなりすぎないように、
少量のタレを刷毛でぬって、仕上げる。
麩と豆腐の蒲焼き、完成。
1人前、130円。
手間をかけて作ったタモリさんですが、「たいして うまかない」と、自らバッサリ。
スタジオは爆笑に包まれました。
うなぎへの道は、遠そうだ。
ここで升さんは、精進料理の作り方を試してみます。
[食材(7) レンコンほか]
材料は、レンコン、山芋、豆腐。
・皮をむいたレンコンと山芋、
それに豆腐を、フードプロセッサーにかける。
(本来は、すり鉢ですりつぶす)
・海苔の上に片栗粉をまぶし、
ペースト状の具を包みます。
・それを、ふっくらさせるために、
多目の油で、揚げ焼きにする。
・揚げた後に、タレをまぶしました。
レンコンと山芋と豆腐の蒲焼き、完成。
1人前、250円。
タモリさんは顔を曇らせ、「うなぎじゃない」と。
やわらかいものが、フニャっと出るらしい。
これはお好み焼きにしたらうまいんじゃないか、ということで、タモリさんはお好み焼きを作りはじめます。
レンコン 山芋 豆腐 ズッキーニの お好み焼き。
ソースのかけ方は、フランス料理風。
おいしく仕上がりました。
ここで奥の手を出した、光浦さん。
何と、フードコーディネーターに聞いてきたらしい。
これは期待できるか?
[食材(8) 春巻きの皮ほか]
食材は、タマネギ、片栗粉、春巻きの皮。
肉っぽさを、ねらいます。
・タマネギを できるだけ細かく、みじん切りに。
・ボールに入れ、つなぎの片栗粉をまぶします。
・それを、春巻きの皮で包んだ。
・蒸し器で、10分蒸す。
・蒸し上がったものに、海苔をはって、
フライパンで焼く。
・焼き目がついたら、串打ち。
・タレをつけて、網で焼きます。
玉ねぎ春巻きの蒲焼き、完成です。
肉の食感を追求しましたが、さて、どんな味に仕上がったか?
山椒をかけて、いただきます。
タモリさんの口から出た言葉は、「また来週!」。
ピッタリの言葉だったらしく、爆笑に包まれました。
さあ、ニセうなぎの蒲焼き大賞に輝くのは、どの料理だ!
右側には、本物のうなぎが。
あこがれの、うな重。
そして左側には、大賞の品が入っているはず。
その具材は、何だ?
って、白米でした。
大賞は、なし。
うなぎに近づいた料理は、ありませんでした。
みんなでうな重をいただいて、解散することに。
謎の多いウナギですが、料理でも再現するのが難しいんですね。
精進料理のプロが作ったら、どうなるんだろう?
確か、木綿豆腐や山芋、そして海苔を使うんだよな。
タレで色は出るし、表面の凹凸も再現されていたと思う。
結局、ちくわが一番近かったのだろうか?
ちくわを甘辛く焼いたものって、おいしそう。
ちくわって、簡単で応用が効くので、助かります。
チーズと一緒に海苔で巻いても、簡易おつまみになる。
お酒の邪魔にならないので、いいんだなあ。
今週の、空耳アワー。
・「ザ・ウェイ・アイ・フィール/ランシド」
→ 夫の名前です
( WOULD ALL TURN OUT LIKE THIS )
(なおみパンツはいいパンツ? → 聞こえた → 手ぬぐい)
・「キング・オブ・スネイク/アンダーワールド」
→ きききききき 気にしない 気にしない
( KING OF SNAKE KING OF SNAKE )
(受験生には禁句 → 確かに聞こえた → 手ぬぐい)
・「ビリー・ジーン/マイケル・ジャクソン」
→ 童貞つらい 童貞つらいっす
( DO THINK TWICE DO THINK TWICE )
(童貞確認屋さん? → 爆笑 → 耳かきゲット!)
このマイケル、ちょっと堂本剛くんに、似てる?
[タモリ倶楽部 関連記事]
→ 「乾物屋で飲む! 合羽橋 萬藤」
→ 「世界のインスタントラーメン博覧会」
→ 「タモリ倶楽部 アーカイブ 2011年度 前半」
- 関連記事
-
- 「タモリ倶楽部/最低橋リンボー・クルージング」 (2011/08/24)
- タモリ倶楽部/ヴィンテージプラモデルショー (2011/08/04)
- 「タモリ倶楽部/ニセうなぎの蒲焼き大賞」 (2011/07/29)
- 「タモリ倶楽部 アーカイブ 2011年度 前半」 (2011/07/27)
- 「タモリ倶楽部/破礼句で楽しむ 誹風末摘花」 (2011/07/21)



この記事に対するトラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
- | HOME |